今日は、私が交通事故に遭う直前まで働いたり、ワークショップを開かせていただいた
横浜中華街の『足つぼ&BODY ・心療法 ニライカナイ』へ、
事故後初めてご挨拶に行けました。
私がそこで場所をお借りしたい!と直感で感じたのは2年前、中華街を歩いていた時。
すぐにはお店に入る勇気がなくて、お家に帰ってホームページを見て
オーナーの有留千恵さんの文章に強く心を惹かれたのを覚えている。
今日は千恵さんに元町の美味しいランチのできるお店に連れて行っていただき、たくさんお話をした後、
千恵さんや以前一緒に働かせていただいたスタッフさんの素晴らしい施術を受けながら、
体が緩み、また自分の本音に向き合うことができました。
本当にありがたいです。
一時は、私のやっていることや方向性が間違っているからストップをかけるために、
神様が事故という経験をさせてくれた、と思っていたので、
ニライカナイへ行ったことは間違いだったのだろうか?なんて感じていた時も正直あったのです。
(これに関しては、この場をお借りして自分にも千恵さんにも教えてくださった全てのスタッフさんにも心から謝りたいです。
ごめんなさい。。。)
それは、今だからこそ言えるけれど、間違った選択に見えたとしてもそれは丸ごとの自分に向かうための選択であった、
間違いなんかではなくむしろ正解なんだ、と言いたい。
それくらい・・・本日再訪したニライカナイは温かな場所でしかなかったのです。
またひとつ自分のしてきたことと、この出会いに、『ありがとう』と心から言える時間でした。
前置きが長くなりましたが、今日千恵さんの施術を受けながらたわいもなくした話。
『久保田さんのあの記事には(Facebook)いいね!押さなかったよ。』という一言に対して自分が行った言葉に、
私は答えながら違和感と衝撃を受けていたのです。
『たくさんの方にメイクの素晴らしさを知っていただきたい』と思って発信した記事だったけれど、
私の本当の思いを書いていなかった!
そこは外してはいけないところだった。
それが今回のタイトル、
『メイクは素顔を隠すためのものではない、内面の輝きを引き出すための道具です』ということ。
看護師・ヘアメイク・美容師・ヨガ講師・・・ヘナやアロマセラピーをしながら自然療法に目を向けるようになって、
私自身はメイクの楽しさ、メイクになぜ心を惹かれたかを忘れていた。
というより、自然療法を目指すものとして、メイクはしてはいけないような気分になることさえあった。
だけど、メイクは自分の元気を引き出す上で欠かせないものであり、なるべく自然のものを使いたい!
そんなことに矛盾を抱えていた。というのも正直な気持ちだ。
私がヘアメイクを志したきっかけは、先日HONMARU ラジオ『光海のあなたの話を聞かせて』で語らせていただいた通り、
仕事に疲れた自分をワクワクさせるものだったり、
無意識にコンプレックスとしていたものを自信に変えたり、
してくれるものだったから。
それは本当の自分を隠したり、蓋したりすることとは全く別物だった。
自信がないから、隠したいからするものではなく、
むしろ『丸ごとの自分を愛することができる』
『内面でフタしてきたことに気づかせてくれる』手段。
絵や彫刻など手を使った物作りをすると、その人の内面が現れてくるのと同じで
メイクの素晴らしさはそこにある造形をいかに見せていきたいかという
自分の内面との対話なのだ。
自分の望む姿と内面とのギャップに向き合い、それを埋めていく作業。
どうありたいのか、どういう自分でいると自分らしく輝けるのかを見つけ出すステップ。
だから、もちろんノーメイク、素顔もその人が自分らしくいられる手段で、
それが丸ごとの自分だとすごく可愛いし、心地よい気分になる。
前述の千恵さんはいつも素顔で自信に満ち溢れている。
それが彼女。
素顔、メイクをした顔どちらが正解とか美しいとかではない。
大事なのは、『丸ごとの自分でいること』
今日千恵さんにお会いして、私がなぜメイクをまた伝えたいかがはっきりした。
それはメイクという道具を使ったお絵かきのような遊びを通して、
自分の内面・あり方を観ていくこと、その喜びを共有したいんだ、と思った。
だから、このことは私がどんなにキラキラした風なヘアメイクの会を開いても、
私の血液みたいに流れていると思います。
整形メイク、特殊メイクもできるけど、私が一番喜びを感じていただきたいのは、
『自分に生まれて良かった』という感覚。
愛しい自分の種がメイクを使って発芽したら、すごく嬉しい。
そして自然療法が大好きだからこそ、使うものにもこだわっていける環境が揃いましたので、私のメイク愛が再び芽生えたのです。
今後は肌に負担をかけない安全なもので、絵を描くように楽しめることじゃんじゃん企画したいと思っています。
今日はたくさん美味しいものをいただいて、また自分と向き合える素晴らしい時間、
ありがとうございました。