今日はある症状に対しての対症療法のお話。
人は病気になると、何とかしたいと思うのは当たり前のことですよね。
でもちょっと立ち止まって考えたり、観てみたりしてみる。
「何故なんとかしたいのか?」
色んな言葉出てきませんか?
「今のままでは苦しくて」「こんなんじゃ嫌だ」
「痛い」「これじゃあ仕事ができない」
何故?
なぜ?
健康で絶好調なときは、考えてもみないかもしれない。
何故病気になると、上に書いたような思いが出てくるの?
それは、無意識のうちに私たちは「心地よい状態」「安心できる状態」「これで大丈夫」という状態を感覚として知っているからじゃないかな。
そうしたら、今の病気の自分にとって、
「心地よくて、安心できて、大丈夫」
と思える状態を作るために、あなたは何を選択する?
選択したものをまた「何故これを選んだの?」と自分に問いかけてみてほしい。
例えば、病院に行ってみる、という選択をしたとする。
その行動ひとつにも、あなたが選択した理由がある。
自分の身体に何が起きているか知りたい
医師に共感してもらいたい
薬をもらって楽になれるかも
などなど。
なぜ薬をもらって楽になりたいの?
またそこを観る。
え?また?
なんだかしつこくない?
そう、しつこく観ていきます。
薬を飲まず、今のままで私は何を失うと感じているのかな?
薬を飲んで楽になったら何が得られるんだろう?
私は人は壁にぶち当たったときこそ、自分が何を求めていて、何を恐れていて、何を大切にしているのか、わかるチャンスだと思っているのです。
その感情手放したい?
持っておきたい?
私がファーストチョイスをアロマにするのは、ここをじっくり観るプロセスを大事にしながら、自分で自分をよい状態にしていけるから。
でも、西洋医学のお世話になることもある。
今は乗り越えられなくて、じっくり向き合うためにする選択もある。
全部自分で決めること。
とことん対症療法、とは、私にはそんな意味があるんです。
やって終わりじゃない、委ねて終わりじゃない。
Awareness
意識していく
気づいていくこと
誰かや何かに「無意識に」任せない。
意識して選択していく。
それができるうちは。
意識のあるうちは。
自分で選べることは、最高に幸せなことだと思うんです。