自分を大切に扱うことで何が得られるの?

私は、ヘアメイク時代、そして美容師時代まで、自分の使うものが環境を汚しているなんて考えてもみなかったと思う。

美容師になり2年が経とうという時、カラー剤のアレルギーで全身が湿疹、痒みがひどく、日中はなんとか痒みを紛らわして過ごせても、夜は保冷剤を握りしめて眠りにつくけど、寝ている間に両手を擦り合わせて血だらけの手で目覚める毎日だった。

大好きな美容の仕事、たくさん新しいことも覚えて、楽しいはずの毎日が、お客様のシャンプーをしながら、何故なのか涙が溢れてきたこともある。

『大好き』との両立がうまくいかなくて、気持ちが崩壊した。

退職後、まずはヘナでのデトックス、シャンプーもしなくても良い髪になり、基礎化粧品も驚くほどシンプルにし、

洗濯も重曹やセスキしか使わない。

夫が建設関係で服の汚れやすい仕事をしているため、汚れが落ちていないよ〜と言われると、事前に付け置きやタワシで汚れを落とすようにする、などなんだか昔の人の洗濯みたいな感じで時間をかけてしていた。

生理中のナプキンももちろん布ナプキンで、ドラックストアはティッシュとトイレットペーパーを買うときしか用がなかった。

歯磨き粉もたくさんの化学物質が入っていたため、インドから取り寄せたハーブの粉で磨いていた。

今まで使っていたものがいかに自分にも環境にも負担をかけていたんだ、ということを知った。

日帰りのスパなどに行ったり、電車に乗ると周りの方のシャンプーや柔軟剤の香りが気になって仕方がなかった。

そういうものを排水した場合、飲める水にまで浄化するのにいったいどれくらいの電気やエネルギーが使われるのか。

そんなことに思いを巡らせていた後々、東北の大震災。

私は髪を洗わなくても、お風呂に入らなくても臭わない、さほど気にならない体になっていたが、自給自足しているわけではないので、食料の調達が本当に大変であることを思い知った。

 

ガソリンスタンドには長蛇の列。

スーパーでは食料品が品薄だった。

確か、甲状腺の薬の工場が東北にあったか、輸送がうまくいかないとかで、ある種の薬の調達ができない時期もあったのを記憶している。

災害、と言ってしまえば一言で済んでしまうが、私はあの時のことは忘れてはいけないな、と思う。

今、アロマやヘナを思う存分使ってデトックスができるということをいろんな方にお伝えしているのは、

この『不便だったり困難な状況になった時、どんな自分でいたらやり過ごすもしくは乗り越える力が身につくか』というのを

お伝えしたいからだと思う。

『本当に自分を大切に扱う』とはどんなことなのか。

「環境にも優しいはず」

『動植物にも優しいはず』

『生物の共存ができる環境』

『綺麗事』『弱肉強食なんだよ』と生命力の強いうちの夫には、笑われそうですが・・・

 

生態系を考えればそう、弱肉強食だからこそ、私たちは人間本来の持つ力を蘇らせるために

丸ごとの自分で生きるためのパワーを思い出すことは大切なんじゃないかと思う。

それは自分を丁寧に大切に扱う練習をしていると、確実に得られるものだ。

 

関連記事

  1. これからの美容師に伝えたいこと

  2. ミスした時の精神状態はどうだった?自分を責めすぎずに状況を正視するには…

  3. サンダルウッドの共生力は人間の腸に似ている

  4. 情報に惑わされない自分を育てるには?

  5. 自然療法的メイクの極意〜冒険したら戻っておいで〜

  6. とことん対症療法に対する私なりの解釈、闇も光も観ること

  7. 「本来の自分とつながる」と決めるとお知らせはやってくる

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。