昨日まで、ヤングリヴィングのハワイ島にあるサンダルウッドのパートナー農場の見学に行って来ました。
サンダルウッドの苗植えもしてきたんですよ〜。楽しかった〜。
サンダルウッドのエッセンシャルオイルは、その木が倒れ、朽ち果てる前に出すオイルがエッセンシャルオイルとして使われる。
そして、サンダルウッドはその木1本だけでは育たず、近くにある木から養分を得て育つのだ。
近くにある木は、サンダルウッドから作られるエッセンシャルオイルを防虫成分として自分自身を守っている。
私たち人間も、食べ物や水という基本的なものだけでなく、どんなものに囲まれて生きるかで、自分自身を作るものが
大きく変わっていくのと同じではないだろうか。
『より自分らしく強く生きる』ということに正直な植物の姿に、そのまっすぐさに感動する。
植物は私たち人間のように自由に動き回ることはできないので、どこでどのように生きるかはその生命の存続に直結する。
だから、迷いがなく見えるのかもしれない。
サンダルウッドには、否定的に組み込まれた細胞のプログラムを排除する働きがあると言われている。
エッセンシャルオイルは大脳の辺縁系と呼ばれる情動や本能、自律神経を司る部分を刺激していくので、
感情の接地感、安定感が増すのは、単に『いい香り〜』『癒される〜』からだけではないのだ。
アーユルヴェーダやヨガや瞑想で何世紀にも渡って使われて来たのも頷ける。
このヤングリヴィングの農場では、『どんな木と共生することがサンダルウッドにとって最も適しているのか』
ということを何種類もの木を共生させながら研究している。
どこでもいいというわけではなく、全てはこのハワイ島のあの農場のあの丘の日照条件に適したもの、
その土壌に適したものでないと育たない。
私たち人間も同じ。
取り込むものが私たちの生命を左右する。
人工的に作られた化学物質や添加物が腸内細菌叢で守られて共生しているはずの腸内環境、免疫細胞に誤作動を起こすことは、
最近の西洋医学の研究でもホットな話題。
ある腸内細菌が少ないことで引き起こされる難病などがあることも研究されてきている。
腸内細菌が生きやすい環境に自分を整えていくことは、『より自分らしく強く生きる』ことと密接に関係している。
だからこそ・・・
自分が取り込むもの、皮膚に触れるものに注意しながら排泄力を高めていくことは『自分らしく生きる」ことに
近づいていくことなんだと確信しました。
遠い昔のインドの仙人たちも、本能でそれを知って、より目覚めた自分に近づくためにこのサンダルウッド(白檀)を利用したのかもしれないなぁ、と思いを馳せた1日でした。
そして、翌日は私の中にあったモヤモヤした感情が刺激され、約半日かけてエッセンシャルオイルを使いながら自分を観察。
いや〜〜、苦しかった。。。
エッセンシャルオイルの助けがなかったら、乗り越えられなかったかもしれない。
『ハワイに行くと何かが起こる』とはよく聞きますが、感情のデトックス、久々に味わいました。
この浄化を味わって、また新しい扉が開くから、だから私はエッセンシャルオイルを使うんだ、
そしてこの感覚を誰かのために役立てたいと改めて感じた旅でした。