今日は私のブログの中でも常にアクセスの多い対症療法的な対処への思いを書きます。
『こんな時にはこれ』という自然なものを使っての対症療法の記事を上げた時は、
急なこんな状態の時にも自然療法がそばにあると心強いよ、ということを
皆さんに知っていただきたいという気持ちで上げています。
だけど本当の醍醐味はそこじゃないんじゃないの、と言うことを常日頃感じています。
例えば私はもうヘナを始めて10年以上、アロマヘナを始めて4年になりますが、
髪のボリュームがアップしたとか、抜け毛が減ったとか、シャンプーの回数が減ったとか、
はじめはそういうことに感動していました。
もちろん、お客様にもその素晴らしさをお話ししてきました。
しかし2011年の東日本大震災の時、東北のヘナ愛好者が、
震災後の水不足で全く髪が洗えない状態のときも問題なく快適に過ごせたというお話を聞いて、
まさにこれだと思いました。
これだというのはまた後ほど話しますね。
ヤングリビング製品でもエッセンシャルオイル、いわゆるアロマは厳格な検査基準を満たさない時や
天候によって植物の供給が間に合わない時は欠品になることもあるのです。
むしろ「えー、これ欠品?どうしよう…」なんで状況があるかもしれません。
ヘナも同様で、私の愛用するヘナを監視している業者さんは、
その年の作柄というのをすごく気にされています。
これは本当に安全で良いものだけをみなさんに提供しようという信念があるからです。
本物だけがもたたらす恩恵というのを、しっかりと受け取っていくのがキーポイントになってきます。
だから、2011年の震災の時のようなこと、
自分の手元に何もなくなってしまった場合、
いかに心地よい状態を保てるかということをアロマやヘナは教えてくれている気がします。
実際、2016年交通事故にあった時はそのまま入院ですから、
何日も髪は洗えませんでしたし、お風呂に入った時もシャンプーしたい気分になりませんでした。
自分の生命力だけが頼りの状況。
つまりもともと持っている自分、本来の自分を生かしている状況。
そんな時こそ自然療法に触れていて良かったなと思う瞬間なのかもしれません。
こんな時にはこれ、という対症療法的にいつも何かに頼っているばかりでは
味わえなかったことなんじゃないか、と感じます。
* 胃が痛い、下痢をした、胃薬と下痢止めを飲まなきゃ!
* 頭は臭くなるし油っぽくなるから毎日洗わなきゃでしょ!
植物と接し始めて最初のうちは、なんだか対症療法的に植物を使う癖がまだ残っているかもしれません。
だからこそ、最初は対症療法的に使った後に
『どんな感じがするだろう』
ということをよーく観察していただきたいのです。
『やっぱりあんまり効かないな』
とか、
なんだか早急に決断を下してしまいたくなってしまう気持ちもわかりますよ( ; ; )
だけど植物の助けを借りるには、
あなたやっぱり効果ないね〜〜
と、すぐに判断を下してしまうのではなく、
「あなた=植物」に頼るんではなく
(え?頼りたいのに?とか言わないで下さいね)
「わたし」はどうだったかな?
というところを観て、受け入れていくと
「あなた」が「わたし」の本来持っている力が最大限に使えるように支えてくれるんです(*゚▽゚*)
ヤングリヴィングアロマもヘナも劇的に「わたし」を変えてくれるわけではないけれど、
ひとつひとつ「わたしがどういう状態か」「どんな反応をするか」ということを見せてくれます。
そこに耳を傾けたり、感じていくと植物のサポート力といったら半端じゃあないです。
(何だかえらく頼りがいのある存在になってきた!)
何週間も髪を洗わなくても平気になったり、今の自分がどう在るのが心地よいのか、ということを教えてくれます。
(あら?「ない」ときも沢山サポートを受けてきた自分がそこにいる「ある!」)
こんな素晴らしい恩恵があるのは、植物は同じところにいて、ある意味人間のようには動けず、
それでも悪天候や虫からその身を守るために自分を育ててきたからかもしれません。
いろんなことを受け入れてきて、私たちのもとにやってきた。
だからわたしたちも、自分を受け入れる作業を地道に続けていくことで、
対症療法だけでは得られない醍醐味を味わえるんだと思います。
だから、どうかどうか!!
対症療法的に使った後の観察、その時の状態、何故そうなったのかを感じる時間を大事にして下さい!
その時のわたし、それまでのわたし、自分をしっかり認識していくことが、「わたし」に変化をもたらします(*゚▽゚*)